千葉大学法科大学院が取り組む女性法曹養成支援

本研究科では、女性学生への修学支援をはじめ多様な取組みを通じて、女性が安心して学び、法曹を目指せる環境づくりに注力するなど、女性法曹の養成に積極的に取り組んでいます。

◎ 本研究科で法曹を目指す女性学生が年々増えています!

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1 女性学生への住居費補助

FLP講演会2025

本研究科では、女性法曹養成支援の一環として、実家等が遠方のため大学最寄りに単身居住することを要する女性学生に対して住居費補助月額を支給し、在学中の修学支援を行っています。
直近3か年では、令和5年度10人、令和6年度12人、令和7年度16人の女性学生に対して支援を行っています。

住居費補助支援に関する詳細は 本サイトの学生生活ページ をご覧ください。

2 ランチ会の開催

本研究科では、「法曹を目指す女子学生交流会(通称:ミモザ会)」を設け、定期的に教員と女子学生との交流の機会を企画・実施しています。
例えば、およそ毎月1回、昼食の時間帯にランチ会を開き、その時のメインテーマを中心に、お昼ごはんを食べながら、気軽にコミュニケーションを取れる機会を提供しています。女性教員や学年間の垣根を超えて交流できるとして大変好評です。
なお、日によっては、女性法曹や本学教員などのゲストスピーカーをお招きすることもあります。

3 FLPシンポジウムの共催

FLP講演会2025

本研究科では、女性法曹志望者のキャリア形成支援を図る観点から、早稲田大学主催のFLP(Female Lawers Project)イベントに毎年度共催しています。近年においても、本研究科修了生の女性実務弁護士の方にパネリストとして登壇いただいています。

※早稲田大学主催のFLPイベント情報(令和7年度)は こちら(外部サイトにリンクします) ご覧ください。

4 学内保育園の設置

やよい保育園

本学では、「子育てと仕事」、「子育てと学業」の両立支援策として,学内に「やよい保育園」を設置し、未就学児をもつ教職員・学生の就業・就学支援を行っています。本研究科においても、小さなお子様を抱える女性学生が保育園を利用しながら勉学に取り組み、修了直後の司法試験に見事合格された方もいらっしゃいます。

※利用定員に空きがある場合にお申込みいただけます。

5 女性教員の配置

本研究科では、女性の専任教員を複数名配置(内1名は実務弁護士教員)しており、女性学生支援担当教員として、上記にあるランチ会の企画を行ったり、女性学生の生活や学修上の悩み等のサポートを行ったりしています。また、女性法曹として判事や弁護士の先生を非常勤講師として雇用しており、これらの方には、ランチ会にゲストスピーカーとして登壇頂き、実務を踏まえた女性法曹キャリアのお話しをしていただく機会を設けることもあります。

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