千葉大学と金沢大学が法科大学院教育で連携
2015/04/01
千葉大学と金沢大学とは、平成27年度から法科大学院教育の一部を連携して行う大学間協定を締結しました。これは、太平洋側と日本海側に位置する小規模法科大学院がそれぞれの特色を活かしながら、それぞれが有する教育資源を提供し合うことにより、これまで以上に高度で広汎な教育を両大学院の学生に提供しようとするものです。
具体的には、平成27年度には連携科目として「現代法の諸問題」を開設し、現代情報社会における法のあり方について両大学院の教員がそれぞれの得意分野の最新知識を両大学院の学生に提供するほか、実務教育においても相互の地の利を活かした内容を、相手方大学院の学生に提供することを予定しています。
なお、この連携は、文部科学省の平成27年度「法科大学院公的支援見直し加算プログラム」において、「優れた取組」との評価を受けました。両大学は、すでに行われている医学教育における連携に加えて、法律実務教育における連携をスタートさせることにより、さまざまの協力関係を築いていくことを目指しています。