研究科概要
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特徴

千葉大学法科大学院の特徴

北海道から沖縄まで全国で弁護士として活動。判事・検事任官者の比率が他の法科大学院に比して高い。地方自治体職員が司法試験合格後,元の自治体に戻った例もあります。

累積合格率は60.5%です。

対立する理論的立場のどちらからでも論じることができるのが当たり前。相手の立場の主張が予想できる実務家は,強い。基本重視のカリキュラムで養われる実力です。

お互いがライバルのはずなのに,ライバルらしくない――少人数の学生どうしは,打ち解けて勉強する仲間です。

出身大学は北から南まで広い地域に広がっており,出身学部も医学部を含めて多様です。
優秀な学部生は3年終了で飛び入学が可能です。

研究論文を書きながらも,教育に多くのエネルギーを注ぐ教授陣。少人数授業も,厳しい成績評価も,学生と正面から向き合う覚悟があるからできるのです。

顔と名前が一致する少人数教育。教育熱心な教員が"手作り"の教育を行うことが,学生の真の理解を引き出します。

どの法分野についても,学部卒業段階で十分な理解を得ている者は稀だ――こう考えて,基礎からの積上げ教育を,法学に最適な対話形式で行います。予備試験経由では得られない,深い理解が得られます。

千葉県弁護士会所属の実務家教員や本大学院修了者が,司法試験合格者との懇親の場などで,志望進路についてアドバイスをしてくれることが多くあります。就職活動の有力な支えになっているようです。

授業を担当する法曹三者の実務家教育と接するほか,千葉県内の裁判所,検察庁を見学する機会が設けられるなど,法科大学院在籍中から,判事・検事の仕事の一端を知り,進路選択の幅を広げることができます。

実務家教員による授業も少人数クラスで行われます。さらに,千葉県弁護士会所属弁護士の方々の協力により,すべての学生が,法律事務所(弁護士の事務所)で実習を行います。

全学生に固定席のある24時間使用可能な自習室を提供し,3つの法学系データベースを導入するなど,法科大学院を大学全体が支援する体制をとっています。

大学の支援などにより,多くの学生が,入学金・授業料の減免,日本学生支援機構の奨学金の受給などを得て,低コストで法科大学院教育を受けることができています。

緑豊かな高台にある大学キャンパス。周辺には,都内に比べて非常に低廉に借りることのできる住宅がたくさんあります。首都圏だから経済負担が大きい,という心配はありません。

東京駅までJRで40分程度の立地。休暇中に都内・法律事務所のインターンシップに通う学生もいます。都内で法律実務の会議に参加する教員も多く,東京との情報ギャップを感じさせません。

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