修了生の進路は、平成27年4月現在で、下の表のとおりです。
高い判事・検事任官者数、弁護士としても幅広く活動
表を見て、まず、裁判官、検察官への任官が多いことがわかります。
弁護士としての活動も、都道府県別に右図(平成27年6月現在)のように、全国に広がっています。これらの中には、法律事務所に勤務するのではなく、企業内弁護士として活動する者もいます。
行政官としての活躍も
国又は地方自治体の行政官として勤務する修了生もいます。この中には、法曹資格を得てから地方自治体の法務担当官として勤務するものもおり、法科大学院修了生の新しい職域を拓くさきがけとなっています。
本大学院が平成24・25年度に開設した「政策形成と法」は、こうした流れを見据えて、立法に携わるための能力を養成するための最初の科目です。
研究者への道
司法試験に合格したうえで、研究者を志して大学院博士後期課程に進み、大學教員となっている者もあり、本大学院が実務家養成のみに限らない、幅広い人材養成を行っていることがわかります。
修了年度別の進路
修了年度 | 判事任官 | 検事任官 | 弁護士登録 | 司法修習中 | 公務員 就職 |
博士課程 進学 |
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17年度 | 1 | 22 (うち旧試合格者 1) |
||||
18年度 | 3 | 2 | 34 | 3 | 1 | |
19年度 | 1 | 35 | 1 | |||
20年度 | 1 | 5 | 20 | 1 | 1 | |
21年度 | 1 | 1 | 25 | 2 | 1 | |
22年度 | 2 | 26 | 3 | 2 | ||
23年度 | 7 | 5 | 2 | |||
24年度 | 16 | 9 | 2 | |||
25年度 | 12 |